上田晴子プロジェクトin 滋賀

上田晴子プロジェクト in  滋賀 2016.

 

 そもそもの始まりは、私の上田晴子氏への傾倒でありました。

私が彼女に「一目惚れ」ならぬ「一耳惚れ」したのは、もう20年近く前のこと。自分が熱中すると、周囲に言いふらしまくる癖が幸いして、私の周りには沢山の「晴子さん熱病患者」が生まれた。そして「弟子」から更にその友人へ、と麗しい熱病は伝染して行って・・ 滋賀に活動拠点を置く二人の音楽教師がこの「晴子熱」を共通点として、彼女の姫路での講習会に通ううち、「我らの街でも、これが出来ないだろうか」と夢想し始めた。思い密かに姫路へ通い詰めることOO年。ある年、思い余ってポロリと「あのぅ、あのう・・滋賀へもいらして頂く訳には・・」このポロリから駒が出た。「せんせ、そりゃもう、エライ事がでけましてン」と電話を貰った私が驚いた。そりゃあ、まあ、よう発心したこっちゃ、と。 そして1年半の準備期間を経て201612月17日の公開レッスンと、18日のコンサートが実現したのです。 本当にこの二人の行動力は素晴らしい。そして「熱きこころ」の周囲には、その熱に突き動かされてくれる「熱きこころ」が。素敵な2日間でした。

 

まず初日。

 ‐5 の少女。バッハのインベンション・2声の2番。理解力に優れ、よく聴こえる耳を持った子で、将来が楽しみ。

◆ー匆饋諭ヽ擺鏖阿撚山擽擬爾旅峪佞気鵝ヘンデルのシャコンヌ

 大学2年生 ラベルの「鏡」から“蛾”

ぁ‖膤悖看生 リストの「バラード」

ァー匆饋諭(抒愧罎凌諭シューマンのソナタ g moll

Αー匆饋諭仝立中学の先生。  Vnとの合奏。 

ベートーヴェン・Vn Sonata No.8.1楽章

 

たっぷり、上田さんのレッスンを見せて貰って満足。さて、まだ明日がある! 何という贅沢だろう、と深く幸せな眠りを眠る。

 

12月18日 上田晴子の独奏を聴くという幸運。彼女はソロも素晴らしいのを私は知っているが、殆どの人は

彼女の室内楽しか聴いたことがないと思う。

 

・Brahms:  3つのインテルメッツォ Op.117

・Debussy: 「映像」から

      葉末を渡る鐘の音〜〜そして月は廃寺に落ちる〜〜金色の魚

2曲とも名演であったが、やはりDebussyの、あの繊細な音の色と、それぞれの性格を描き分ける「筆力」がすごい。

 

 休憩を鋏んでVnは「黒川 侑」。現在パリ在住の気鋭の若手であります。

上田さんの秘蔵っ子とも言うべき若者は、それは気持ちよさそうに、師匠のピアノとの自由闊達な“戯れ”を楽しんだ。更にサラサーテの「カルメン幻想曲」では、満開のテクニックを我々は満喫し、ラベルの「ツィガ―ヌ」は、見事な2人3脚、華やかに弾き切ったのでした。

見ていて、聴いていて、何とも爽快。演奏する、というのはこれ程楽しい事なのか、と思わせてくれる。聴いている方が燃えたって来、またほい、と地面に返されるようなスリルがあるのだ。素晴らしい若者とベテランとの競演に聴衆一同心から酔い知れた午後でありました。

 

 滋賀県栗東。京都からも少し離れたこの土地で、これ程までの音楽体験を提供して貰えたことを、本当に感謝しました。

仕掛け人二人、「意気に感じて」共に担い合ってくれたプロデューサー一人。そして、その周囲を固めた「助っ人たち」。

上田晴子さんから漏れた「本当に気持ちのいい方々に支えて頂いて、嬉しかったわ」の一言が、わが愛する軍団への最高の返礼であったと思います

 

奇しくも、この日12月18日は、私メのンンン回目の誕生日でもありました。

こんな素晴らしいプレゼントを頂けた誕生日は初めて。

有難う、皆々様!!!!!!!!!!!!!




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