新しい和声法の本が出来ました!

   和声法 100のコツ  ヤマハ・ミュージック・メディア から出版

 

 私、土田京子の和声法についての3冊目の本が2/20に出ました。読んでやって

下さいナ。

 

この「100のコツ」というのは、シリーズでして、他にいろいろな分野の

タイトルが出版されています。

 

 私にとっては、初めて「出版社に頼まれて書いた本」でした。これまで

楽典1冊、(近々これも文庫になります。読んでやって下さいね!)和声法を

2冊、出版してもらいましたが、皆、すでに原稿は出来ていた、あるいは

構想がまとまっていて出版交渉をして出したものでした。

が、今回は会社に呼ばれて行ってみると、「こういうシリーズがあるの

ですが、あなたに和声の部を書いて欲しいのです」とのご依頼。しかも

「100」の項目に分けろ、ですからねぇ。

最初は目をパチクリ。そこは、よく解んないことを云いかけられた時は、

まず、やってみる、という主義のお京さん。「はい、やってみます」と。

 

しかし、それからが大変。考えても考えても構想がまとまらず、敏腕

編集者に相談すること幾つたびか・・・  とうとう、業を煮やしたか、

諦めたか。名編集者の黒田​君が「解かりました。先生は好きに書いて

下さい。原稿を見て、区割りは僕がやりますから」と言ってくれた!

 

ホント、この本は、彼のお陰で書けました。

 

でも、かなり大変だったけど、出来てみたらなかなか面白い本になり

ましたよ。

まず最初の1章2章に、「和声法が理解できると、あなたの音楽活動に

どういう"いいこと"があるか」という事を、事細かに書いているの

ですよ。

 

これが、世間一般の和声の本に欠けていること、なんですね。だって

そうでしょ?

音楽大学に入る。希望に胸膨らませた娘たち・男の子たちも。入学

オリエンションで「必修科目」に「和声法」を見つける。授業が始まると、

いきなり「これはOO度の和音でぇ、OO度の和音の後においてはいけない」

だとか、「こことこことは連続5度になっておるぞ」だとか。

まるで訳のわかんないことを並べる教師が・・

 

で? これが出来るようになると、どんないいこと、私が嬉しいようなこと

が起こるのかしらん、と思いません? 当然ですよね。その思い。でも、

その答えをくれる理論教師に会えた人は、ほとんどいなかったと思いますよ。

元来、理論の教師になる人って、そういう発想を与えられていないし、

訓練も受けていない。

私は、大学を卒業してすぐから、音楽を小さい子供に教えている女性たちの

群れに飛び込んだ。

そして、彼女たちに和声を教え、伴奏が付けられるようにならないと、

仕事にならない「現場の修羅」を眺め続けて来ました。 

そして、和声法を早い時期に、確実に身に着けされる教育が必要だ、と

切実に思ったのです。

 

ところが、読んで解る教科書がない! これは致命的に困ったことでした。

そして、やっと2冊の本を書いて。

 

更に「和声法・その周辺」とでも言いたいように本を書かせてもらえる

段取りまで来た訳です。嬉しいですよ。

 

どうぞ書店でお買い上げ頂き、解らない所、著者に聞きたいことがあったら、

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お答えします!!