新しい企画

 「イベント・スケジュール」の欄でお知らせしましたように、2013.9月と11月に開催しました「音楽の読み方・さらい方
勉強会」をシリーズ化しようと思います。

2014.4.6.(日)を皮切りに、月に一度の日曜日。

 9月の会は、和声クラスの一人が「小さいころから教えて来た男の子が、私の背を追い越す高校生になりまして。木枯らしのエチュードを弾くようになりました。いろいろ、教え方に悩んでいるのですが、アドヴァイスをお願い出来ませんか」と相談して来たのがきっかけでした。 私は答えたのです。「うぅーん、難しい質問だわねぇ。それって、患者を診察させてもらえないのに、診断と処方を聞かれている 医者のようなものでしょ? その生徒さんを一度、私に教えさせてくれたら、何か参考になる意見を言えると思うけれど。」という会話から始まったのです。

その高校生は、体格もよく、よく動く指を持った青年でした。頭もいい。楽しみな子です。しかし、「うたう」ということの本質に対してまだまだ手を加える余地があった。私にとっては、とても楽しいレッスンが出来たし、素敵な若い意欲との出会いになりました。

 私と、その青年の先生との会話を聞きつけた仲間が、「あら、あなただけで習うなんてもったいないじゃない!私たちも聞きたいわ」と
言うので10人ほどが集まったのでした。

 私は常々面白いなぁ、と思っているのですが、わが国では同業者の
レッスンを見せてもらうというのは実に難しいのです。何故かしら、といつも思って来ました。きっと、沢山学ぶことがあるだろうに、と。 そこで、この頼みごとをきっかけに「教え方」と「楽譜との対話」について私の経験したことから何かを汲み取ってもらおう、と
思ったのでした。
 言葉で説明するのは難しいのですが、とてもいい勉強会だったと思います。それは、「楽譜を読む」という、音楽表現のもっとも大切で、ある意味一番難しいことについて、真剣に考えてみるきっかけになったからです。

更に、私がとっても大切な事なのに、この点をきちんと教えてくれる先生が多くない、と不思議に思っていたこと。「楽譜から読み解いた音楽を、さあ、実際にどのようにさらい、練習したら目指した音楽を表現出来るか」という問題です。 練習の仕方、手順は本当に大切なことなのです。

こうした諸々を、月に一度しっかり考えてみましょう。

これまでは、参加者が希望する曲を取り上げていましたが、シリーズ化に当たって、一貫したテーマがあった方がいいと考えて、わが国で
とかく敬遠されたり“難しい”と思われている(ほぼ例外なく、弾かされるのに、本質的には好かれていない)J.S.Bach: のInvention &
Symphonia  に取り組もうと思うのです。
簡単な分析を基に、「どう弾くか」の前に「どううたうか」を真剣に考えてみる。“Inventionは、最高のソルフェージュ教材だ”というのが、永いこと私がいい続けて来たこと。 それを実際に実行してみたいのです。

 どうぞ、お集まり下さい。

合間に、参加者の希望する曲についても、取り上げて参ります。













カレンダー

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2019 >>

最近の記事

カテゴリー

月別記事

ブログ内検索

携帯版はこちら

qrcode