スペイン紀行 その 美術館たち

 今回の旅は12/21〜1/2という、クリスマス・しーズンであった為に
美術館はどこもかなり込み合っていました。

 この時期を選んだのは、同行者たちの事情にもよりましたが、私の大きな思い違いの結果でした。
私は20代の終わり4年弱をカナダのトロントで暮らしまして、クリスマスは、家族で祝うもの。従って町は静かだ、というヘンな思い込みがあったのです。
ところがいざ、宿探しを始めてみるとなかなか大変。中でもひどかったのがパリの宿探しです。思いの他の取り難くさ、値段の高さに驚かされました。2012年2月末から3月初め、ローマ・ナポリ・シチリアを歩いた時は、反対に閑散期であった為でしょう、行く所、行く所、
支配人が鼻を膨らませて「グレードアップしておきましたから」と
案内する部屋の豪華・華麗!というのと、随分違います。
旅は、時を選ぶべきですなぁ。

さて、美術館です。
第1はマドリード、プラド美術館。
ここを訪れたのは12/23日。日本は天皇誕生日の祝日ですナ。
この日、レアル・マドリードとFCヴァレンシアのサッカー試合を観戦するために、成田からパリ経由直行したヴァレンシアからスペインでの初の滞在都市・マドリードへ戻ったのでした。

 この日、12/23は抜けるような青空でした。旅はやっぱり天気次第ですナ、気分が違う。上機嫌で街歩き。

 

しかし、瞬く間に午後の陽ざしになって来て。この日は、
18:00から20:00の閉館まで、プラド美術館が入館無料なんです。で、ここを目指します。若者たちの健脚に付き合う私はなかなか大変なんです。でも、ゆっくり・ゆっくり歩きながら彼らの語る思い思いの話に耳を傾けるのは、とても楽しい!

 プラド美術館はとっても素敵なエリアにありましてね。夕闇迫る時刻、ぶらぶら歩きでそこへ着くまでが素敵でした。


 若者たちは又もや、写真三昧。 

美術館は18歳以下、無料。今夜のように、すべての人が無料という曜日・時間もありますが、「若者に美の遺産を」という意識は徹底しています。

 ここでも「事前準備の大切さ」を思いました。一人がきっちりと
「見落としてはいけない絵・リスト」を作って来ていたのです。

フㇻ・アンジェリコの「受胎告知」、ゴヤの「裸のマハ」と「着衣のマハ」、ルーベンスの「三美神」、ティントレットの「弟子の足を洗うキリスト」、ベラスケスの「ラス・メニーナス」。

この絵は、この時点では気が付いていなかったのですが、バルセロナのピカソ美術館で、ピカソがこのベラスケスの絵に感動して、17枚もの連作を残しているのを見ることになるのでした! 見て置けてよかったぁ。私も前に来た時に見ているはずなのですが、今回の「イヤフォンガイド」の威力のお蔭で、構図の特殊さ、とか仕掛けの面白さを
教えてもらいました。まったく、行き届いた、便利な世の中になったものです。

 もうちょっとゆっくり見たかったわね、の駆け足鑑賞。特殊な時期にしか来られなかった事情で仕方がありませんでしたけれど。又、将来の出会いに期待しましょう。


 この間、私は若者にキリスト教の概説について説明する。簡単にはいかないが、ヨーロッパを旅するには、これは必須の準備。東京でして来たかったことですがね。


 さぁ、メトロかタクシーと思う京子チャンと「歩こうよ」という若者たち。はぁ〜あ。 でも、ばぁさま、ガンバリましたのよ。

プラド美術館の本当に姿美しい建物、又その周辺のただずまいの美しさをまなこに焼き付けつつ、さよならを。

 














京都に誕生した新しい和声法クラス・新入生歓迎!

  フランス方式で学ぶ和声法クラスin 京都

 
 ひょんなことから、京都に新しいクラスが生まれました。
 1年後にフランスへ旅立つ青年と、フランス方式の和声法を勉強することになったのです。私は月に一度しか教えられないので、滋賀在住の私の“高弟”クンが日常の面倒を見ることになりました。「下見の先生」にとっても、私とその若者との稽古ぶりを見て「初心者にどんな風に教えんねやろ」という疑問に
沢山の答えとヒントを拾ってゆくのは、いい経験になります。

 そうこうするうちに「アタシも混ぜてぇ」という声あり。こちらは相当なる基礎力を備えているものの、英語の国へ行ってピアノの勉強をしたいという野心を持っている娘さん。いいピアノを弾きますが、それを支える理論の力を強化したい、と言うのです。感心な心がけ。
 勉強の場所は京都駅の近くですが、いつもそう出来るとは限らないので、滋賀・唐崎と交代になるかと思われますが。
 
 今、私が一番願っている「若いうちから和声法に親しんで慾しい」という思いが実を結びそうになって来た。

 同じ志を持つ方にいらして頂きたく、お誘いします。
条件はありません。何も外国留学を目指していることが条件ではないのです。音楽が好きで、何かの楽器、または声楽を学ぶ方で、和声の中身をつかめるようになりたい、と本気で願う方
ならだれでもどうぞ。歓迎します。

 会場: 京都駅から 3分
 内容: フランス方式の和声法を学ぶ。全くの初心者で
     構わない。テキスト・会費などについては、
     お問い合せ下さい。

   2013.12.13.(金)9:00〜12:00

   次々回 2014. 1.24.(金)9:00〜12:00
 

 
     
  


京都で和声法を学ぶ「若人会」順調に

 とてもうれしいご報告です。
これも外国留学を願う若者の依頼がきっかけでした。 この人はギタリストを目指してフランスへ渡ろうとしている。クラシックギターの先生からのご依頼でした。
しかし、一人だけの為に時間を設定するのは勿体ないね、と言ってくれる関西での弟子がおりまして。いろいろな経過を経て4人のメンバーで勉強を始めることが出来た。 私にはとてもうれしいこと。

顔ぶれは。ピアノがかなり弾ける人で、英国王立音楽検定のDiploma
の第2段階「LRSM」に高得点で合格しています。和声も以前からかなり心得がありまして、とても素敵なグループの牽引力になってくれている。
次は、自宅でピアノを教える温厚な方。和声は学生時代以来離れていたので、ゆっくり復帰したいというご希望です。この方も大変まじめに、熱心に取り組んで下さる。 もう一人は、私の信頼する弟子で、ピアノもよく弾くし、音楽全般への知識・意欲も充分な人。しかし、
「思えば和声法そのものを、きちんと押さえていたかというと少々心もとない。この機会に、きっちり思い出したい」と、これまた嬉しいことを言ってくれます。

 和声法のクラスを関西で持ちたい、と前々から思っていましたが、縁に恵まれなかったのです。個人的には何人か教えていますが、クラスには個人レッスンにない利点もありますから。 それは、他人のレッスンを見、聴いていて気が付く自分の不足点に出会えること。又、このクラスでもしている「音楽の形式にはどんなものがあるか」というおさらいと、それに基づく「楽曲分析」は何よりも実際の演奏を内側から支えてくれるものなのですが、これの勉強にも同じことが言えるのです。

分析の勉強では、毎回担当を決めて「発表」をしてもらいます。
必ずしも完璧にその曲を理解している必要はありません。しかし、「人に先立ってしゃべらせられる」という場は、とても大きい意味が
ある。だって、相当真剣に曲のことを観察し、調べるでしょう?
この経験の積み重ねこそが、その人の演奏に幅と奥行きをもたらすのです。
幸い、この4人組は順調に学んでくれています。私の京都通いも早くも通算20年を超えましたが、ますます楽しくなって来ました。

新しい仲間の参加も歓迎します。 一度、見学に来て下さい。
一人でも多くの人が、和声法と仲良くなり、結果より良い演奏をしてくれることを切望します。

 
 次回の予定:

  2013.11.8(金)10:00〜13:00  
       会場: 京都駅徒歩3分 

   Beethoven: ピアノソナタ 「熱情」第2-3楽章


問い合わせ・申し込みは当HP「お問い合わせ」から














2013.11/23(土) 第2回の公開レッスンをします! 聴きに来て下さい(練馬)

 

  2013.11.23.(日) 10:30〜13:00
 
 

     練馬のスタジオでピアノ・レッスンを公開します。

 
 それはちょっとした偶然の会話から始まりました。 今、教えている和声のクラス・メンバーの一人に、帰り際に呼びとめられたのです。「私の所に、ほんの小さい頃から通って来た坊やが、今では中学生になり、身体も手も大きくなりましたから、ガンガン立派な音を出します。ショパンの"木枯のエチュード"を弾いているのですが、内容的、和声の観点からなど、考えれば考えるほど、教えていて迷いが出てくるのです。先生のご意見が聞きたくて・・・」と。

はてさて。「ん、むぅ、そう言われても、ねぇ。」(しばらく考えて
みても、患者の診察をさせてもらえないで治療方針へのアドヴァイスを求められてる先輩医者の気分)

「それって、当の坊やを連れて来てもらえないと、意見の言いようがないわねぇ。生徒さんを見せてもらえれば、あなたの教え方のどこに問題があるかはすぐ解るし、いい点だって解る。二人で来られない?
」 聞きつけた仲間たちが「えっ?なになに、あなただけで聞くのは
ズルイぞ! 私たちも聞きたぁい~」  といったことになりました。

 私はよくピアノのレッスンの途中で叫ぶのです。
「あ~ぁ、今日ここに誰かもう一人、立会人がいてくれたらよかったのに。こんな風に若い人の勉強を助けてあげると、こんなにピアノの音がよくなる!  あなた、自分が変わったのがわかるでしょ? 見ていて、聴いていてくれる人がいたら、もっと明らかにわかってもらえるのに。教え方の勉強は、こうして人が自分の生徒に魔法をかける現場に立ち会うのが一番なんだけどなぁ」って。

思いもかけず、そのチャンスがやって来ました。
是非、皆さんもお出かけ下さい。京子センセの魔法の現場へ!

  時:   2013.9.29.(日)  10:00〜12:30
 所: 練馬  土田スタジオ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この集まりが実に実り多いものだったのです!
それで第2回を致します。 前記の少年の他にご自身が弾いている曲を見て、という声があって、前回はMozart k.311  D dur 終楽章 を弾いてくれた人が居ました。拍子感のこと、拍の取り方を考え直してくれただけで、本人も「こんなに軽やかに楽しく弾けるようになるなんて」とびっくり。
音楽って、把握の仕方、楽譜の眺め方のちょっとしたヒントで、とても見え方が変わるものなのですよ!

第2回の集まりに、どうぞいらして下さい。聴講のみの参加も、
「弾いてみたい」人も(2名まで)歓迎します。

 詳しいことと参加申し込みは このHPから








 2013年度 10.14、新開講!! フランス式和声法を学ぶ in 練馬

 *フランス式和声法を学ぶ  

 2013.10月〜2014.8月
  練馬:土田スタジオにて開講の和声法勉強会

     今年度の勉強会を終了しました!

        
和声法を学ぶのは、自分が弾いている曲を芯から理解する為。
なかなか、小さいグループでいわば「手を取って」教えて貰えるチャンスのない「和声法」・・・

 
まったく初心の方も交えて、集団のよさと、個人レッスンの
「かゆい所に手が届く」を併せ持った勉強の場がここには
 あります。 
  
  一部の仲間は、フランス・ハーモニー課題の精華、
H.Challanの380題に挑戦中。 

 * 弾いている曲・教える曲の分析 

  Bach の平均律の分析は順調に進んでいます。
 新しい仲間を募集中。是非一度、見学に来て下さい
 
  

   
 
   

  来学期は2013年10月14日(月・祝)に開講します!
 
 
  
 
 
 

  
 
 
 
 引き続きの方は自分の勉強している和声を継続し、新しく
 参加する方は、土田の「手取り足取り」に加えて、先輩達
 の様子を見学出来ること、また、先輩にちょくちょく質問
 をぶつけることが出来ます。

 
 
  
 
 
 
 
  
  初回の見学歓迎。 更なる新しい仲間を待っています。  

   申込は当HPから


室内楽勉強会 in 練馬 ただ今休会中

 
 チェロとの合奏を楽しむ

 
 

 
 残念ながら ただ今休会中  受講者募集中

 会場:練馬区桜台   土田スタジオ
  
  素敵なチェリストを迎えて、ピアノとの合奏の体験!
 

  随分続いて来ました、このクラス。受講者もチェロという
 楽器の生理にかなり近づくことが出来るようになりました。
 

 こればかりは、合わせた回数、慣れ・がものをいいます。
      
私たちの“熱中現場”を見に、聴きに来て下さい。
見学歓迎。今のところ、後一人の受講(ピアノ)を受け入れる
ことが出来ます。

  
 

 チェロ: 富田牧子 (東京芸術大学大学院・修士
            ブダペスト・リスト音楽院に学ぶ)
 
 ピアノ・コーチ: 土田京子

  
  
  
 
     
                
  
  
      音楽って、やっぱりコミュニィケーションなんです!
  そのことを実感できる、それが合奏。

  あなたもどうぞお立合い下さい。
      



  
       



留学を考えている高校生のための「ヨーロッパ方式和声法講義」始めます

 
最近、日本の音楽大学へ進まずに、高校を終えたら直接、ヨーロッパの音楽大学を目指すという人が増えて来ている、という話を聞きました。 現実に私も、今そういう子を東京で一人、京都で一人、教えています。

 私が学生だった頃には、ほとんど考えられない現象です。何故なら
まだまだ「学歴社会」である日本で、将来音楽の世界で仕事をしていこうとしたら、「大学を出ていない」のは、ハンディだと考えられていたからです。今だって、「特別な人」でない限り、その履歴は、将来に向かって、不必要な苦労を強いることにならないか、と聞かれて「何の関係もありません。私は自分のしたい仕事をして来ました」と答えられる人のほうが少数派でしょう。

 しかし、昨今の日本の音楽大学の凋落ぶりはすさまじいものがあります。私も30年、その内部で過ごして来ましたが、本当に嘆かわしい。日本全体の経済の沈滞が一番の理由でしょうが。物事の優先順位
の中で、「米百俵」の精神を以って文化政策を実行してくれる政治家は日本ではほとんど期待出来ませんしね。

そして、その劣化した教育内容に引き比べて、親に、大変な負担を強いる授業料!まあ、諸々の理由はあるのですが。

そんな日本の大学に莫大な授業料を払うよりは、高校終了と共にヨーロッパを目指そう、という元気のいい子が出て来ているのも、時代の趨勢でしょうか。勿論、これには大きなリスクが伴います。留学はいいことばかりではありません。 本当に「この人だ」と思える先生に出会えるか、慣れない外国暮らしに適応出来るか、言葉の壁を越えられるか・・・

 様々な不安を振り払って、18歳での留学を考えておられる若い人に
提案です。旅立ちの荷造りに「ヨーロッパ方式で学ぶ和声法」という万能薬を是非、お加えなさいと。

 
 楽器演奏を究めようとする場合、何より大切なのは「楽譜が読めること」です。「え〜!楽譜なんて読めない人がいるものですかぁ」と
いう声が聞こえて来そう。 私の言う「楽譜が読める」は、そういう表面的な意味ではない。「楽譜に書き込められた音楽・が瞬時に読み取れますか?」という質問です。これは、とても深い質問なのです。

 
 私は30年以上も大学で理論教師をすると同時に、大変沢山の方が
受検する、ある音楽能力検定の審査に携わって来ました。そこで見、感じたことが、この「楽譜が読めていない」現実でした。

 
 一方、1999年から10年間、ほぼ毎年、フランスのボルドーに近いある街で催される、素晴らしい講習会に通いました。そこには、パリ
国立高等音楽院の先生方が教えに来られ、受講者はヨーロッパ各地から集まって来ます。勿論、日本からの受講者も沢山。 そこで見たのは、ヨーロッパの一流音楽家のレッスンでは、それがヴァイオリンでもチェロでも、フルートでもクラリネットでも、それは頻繁に和声が
話題になる、という事実でした。

 旋律楽器である弦や管でもそうです。「君、そのボーイングはおかしいね。コードがこういうことになっているんだから。」とか、「そこのハーモニーに、そのフレージングはおかしいと思わないかい?」会話が飛び交います。二つの手が同じ鍵盤上を走るピアノなら尚のこと。「ここは何調に移ってる?で、どんな状態の和声だね。だったらそのアクセントは、そこには来ないだろ」なんていうやり取りを聞きながら、「あ〜ぁ、日本の学生さん、大丈夫かなぁ。留学はいいけれど、日本を出る前にしっかり和声法を身につけて置かないと、慣れない外国語での習得は不可能に近いゾ」と、つくづく思ったことでした。

 私も若い頃にカナダに渡り、ヨチヨチ歩きの英語でピアノのレッスンを受けて苦労しましたから、身に沁みているのです。内容がよくわかっている分野のことだったら、外国語で話されても手掛かりが掴みやすいのです。「あ、この辺のことが話題になっているな」といった勘が働く。一つの単語を捕まえられたら、それをテコに一つ、又一つとポキャブラリーを増やしてゆくことも可能です。
 しかし、技術の修練でとにかく時間を取られてしまう、留学生活で、専門用語の飛び交う和声法の内容を、乏しい外国語力で掴みとって行くのは至難の業です。

 
「もしかして・・・私(僕)高校終了で外国へ行こうかな・・」と
少しでも考えている高校生の方は、是非、和声法の勉強を始めて下さい。 それも、日本の(俗に言う“赤本”)方式ではなく!
 あのテキストは、大変優れた書物ですが、ヨーロッパで実用に用いられている方式に変換が難しいのが難点です。

 私の経験では、早期留学を考える人の多くが、この「和声法の力をつけておくという、不可欠の留学準備科目」に対して、「やっておくといいのでしょぅねぇ」といったレベルでしか、危機感を持たないで、高校卒業の日を迎えてしまう。ヨーロッパでの学びの現場で、とんでもない壁にぶつかるであろうことに、思いが及ばないのです。

是非、高校1年の時に、私の許へ来て下さい。
しっかり和声法の基礎を学び、自分が弾いている曲の分析が、苦でなくなってから、飛び立って頂きたいのです。

 楽器演奏を指導していらっしゃる先生方にもお願いしたい。
どうぞお弟子さんが、その方向へと目と心を向けますように、ご援助
頂きたい。実際に日本を離れるまでの3年間で、「和声の動きが読み解ける力」が伸びてゆく様子を、先生ご自身の目で確かめてから、送りだして頂きたいと、切望します。

 
クラスの設定などはこのHP「お問い合わせ」から、お尋ね下さい。


「和声法の通信添削クラス」開講!

 「和声法」の通信添削クラスを開講します。

 仝什潦慇犬如◆崑膤悗亮業だけでは(人数が沢山だし)
 一人づつ課題を見て頂くのは難しい。もっと細かく教えて
 もらいたい」という方。

◆.團▲痢並召粒擺錣任癲砲寮萓犬如◆崔討い討い覿覆
 もっとよく理解して弾きたい、教えたい。その為には
 和声をチキンと解りたい」という方。

 趣味で楽器を弾いているが、「和声」とやらいうものの
 構造は、どうなっているのか知りたい。という方。

 
こうした方々のためのクラスです。
通信添削を依頼する頻度、間隔は全く自由。
使用テキストは
⁑「和声 1・2・3巻(芸大本、とか赤本)と通称される
 もの」
⁑ フランス・スタイルでは:
 「テオドール・デュボァの和声法」「アンリ・シャランの
 380の」和声課題
⁑ 土田京子の「説き語り和声法」
 の課題を実施して、郵送して下さい。添削・解説を返送
 します。 
  又、2か月に1度のペースで東京・練馬の土田スタジオで「スクーリング」を行いますので、出来る限り参加して
 下さい。和声法の勉強は、やはり通信のみでの習得は
 なかなか大変です。書いて、送って、直してもらったものの
 意味、どうしてそう直されたのか、を対面で質問できること
 が大切。「スクーリング」は順次、京都(大阪)・博多
 でも開催します。

 テキストについては上記以外のもので勉強なさっている方も
ご相談下さい。

 通信添削の詳細のついては、当HPの「お問い合わせ」から
 お申し越し下さい。
 

  

 
  
  

 
 


 









子供と読譜 その3

 「読譜」の報告・続編です。

ケンちゃんのこの頃は素晴らしい。 本当にトコトコと楽譜が読めるようになりました。ということは。一人で練習が出来る・ということ。お母さんの負担がどんなに軽くなっていることか。
しかし、油断は禁物。幸い、ピアノの練習というのは「音が出る」!(当たり前ですが)ですからお母さんは家の仕事をしながら、耳だけ澄ましていれば、彼がちゃんと集中しているか、“遊び"の方が勝ちすぎているかをチェックできます。この「ピアノで遊ぶ」と言うのは、とても大事な要素なので、やたらに禁じてはいけません。子供の興味の芽を摘んではいけない。しかし、こればかりだと、「きっちり積み上げる練習」がおろそかになる、これもまずい。よろず、バランスなのです。

更に。私のちょっとしたいたずら心で、彼に「起承転結」という言葉を教えた。この3年生クンが小学生新聞を読むのが大好きなことを知っていたからです。
四行から成る漢詩の構成に発したこの言葉は、曲の有様を簡潔に現す
私の好きな言葉でした。子供の短い練習曲でも、aa'ba(4小節づつ) という形をしているものは多い。 「この年の子供に形式論は早い」と、多くの方がお思いでしょう。しかし、 「論」としてでなく、自分が弾いている曲の実際を、あるまとまった形で捉らえてみるのは、無駄ではありません。

 案の定、彼はこのアイディアが気に入った。そして、次のレッスンの時、
「a」である4小節の中も叉、「先生、これも起承転結になってるよ!」と叫んだのです。(うわぁお! シメシメ)私は内心ほくそ笑みました。 こうやって、小さな頭の中に、自分で探し、自分で命名する秩序を発見出来たら、それはとても素敵なこと。

 なかなかの辛抱期間がありましたが、自力で楽譜が読める、という状況
はいいですねぇ。但し、読めたものを手が実際に弾きこなす、という段階へのハシゴはなかなか登るのが大変。 新たな辛抱です。
でも、ここまで来れば後は時間をかければいいのですから。

 さて、ご同輩。 ピアノ教師として、これは頑張る価値のあることだと、お勧めをしたいと思います。




少年は「和声」で楽譜を読む!

 2010.3月に書いた、8歳の少年との、楽しいお勉強物語の続きです。

今時の子供の例に漏れず、彼もまた、「サッカー少年」の一人。 区立小学校のサッカーチームに属して、毎週汗を流している。 加えて。お母様の熱心もあって、ピアノも続けているのです。 さほど、嫌がる風もなく。 この「嫌がらない」と言うのが、目下最大の美点。

「オルガン・ぴあの の本」3巻に進んだ彼と、最近は、すっかり進むペースも上がって、楽しく稽古を
している。

ある日。P6.の「れんしゅぅ曲」に取り掛かりました。(この曲をご存知の方が多いといいなぁ。私、
楽譜をPCに取り込むのが下手なんです!)

ハ長調,4/4, 8小節の曲です。

コードC/ G / C / G /  この4小節は、1拍目のバスがそれぞれ C(ド)/ B(シ)/ 
C(ド) / D(レ)/ となっています。  私は、コードの交代が同じ長さで行なわれること、右手の
メロディーと、バスとの間に、美しい「二つの流れ」があることに気づいて欲しいと念じて、いろいろと
遠まわしにサジェッションのジャブを繰り出していました。

私はいつでも、この少年と一緒に新しい曲に出会うとき、まず、左の手の楽譜から一緒に読んで行きます。 何故か。そうすれば、コードの並び順に気がつくのにとても好都合だからです。

さて、この日も何度か失敗し、(いかに左右を合わせて弾くのが大変な作業か!)左が弾ければ、
右手がつまずき・・を繰り返す彼。 そこで私はちょいと横からヒントです。

「ねえねえ、ケンちゃん、コードはどんな風にかわってる?」
「小節を越えるとかわってるね。
「そうだね。どういう代わり方?」
「CとGが変わりばんこ。」
「そうだわね。で? 一番下の音はどんな風に変わってってるかな?」
  (しばらく無言。小さいアタマで考えてる・・考えてる。)
「うん、コードCはいつも同じ<ド>が一番下だけど、コ−ドGはいつも土台が変わってるよ!」

 (わたしは内心快哉を叫びましたね。) これぞまさしく「ベースラインの認識」です。
8歳、小学校3年生の坊やにも、この発見は可能なんです。
勿論、ご当人はそんな“こ難しいこと”をしたつもりは毛頭ありません。でも、彼は、楽譜を横に
読み進む、という習慣に、知らないうちに近づいている。

こういう「教師としての冒険」が、私は面白くって堪らない。
もう少し、楽しませてもらおうと思います。













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